◆1階 展示コーナー 常設展 続日本百名城 脇本城跡展◆
寒風山の南麓にある脇本城跡は、男鹿半島南側の脇本地区に位置する中世の城跡です。
平成29年(2017年)4月6日(城の日)に、全国の各地域を代表する数々の名城と並び、「続日本百名城」の仲間入りをしました。
これを機に、あらためて脇本城跡を見つめ、その魅力を広く知ってもらうため、当展望台1階に展示コーナーを設けました。
迫力の復元想像図をはじめ、美しい景観の写真や貴重な出土遺物を紹介しております。
※ 回転展望台入場料が必要となります。
資料提供:男鹿市文化スポーツ課 文化ジオパーク推進班
◆2階 展示コーナー 常設展「男鹿半島・大潟ジオパーク展示室」◆
「ジオパーク」とは、地球を学び楽しむことの出来る自然公園のことです。地域の教育や観光などの社会事業を通して、長く地域を活性化させる存在であることが要求されます。

平成23年9月、国連機関であるユネスコに関連する日本ジオパーク委員会から、男鹿半島・大潟村一帯が「日本ジオパーク」の1つ「男鹿半島・大潟エリア」として認定されました。
この展示室では、そのジオパークの特徴をよりよくご観察頂ける地点「ジオサイト」を中心に、男鹿半島・大潟エリア全体をご紹介しております。
当展望台のある寒風山をはじめ、男鹿半島のジオサイト10箇所を中心に、大判の画像と解説パネルを用いて、それぞれの成り立ちや特徴をご覧頂けます。

これから男鹿半島や大潟村を観光されるお客様には、格好の予備知識ご提供の場となっております。この展示室を通して、男鹿半島観光やお連れ様との会話がより楽しく盛り上がりますことを願っております。

この他2階展示コーナーでは、在りし日の八郎潟の姿やその干拓の様子を大判の写真パネルでご紹介する「八郎潟の思い出写真展」や、

ご来館のお客様方がしたためられました旅の一句をご紹介する「旅の想い出俳句川柳展示場」なども常時併設されております。
こちらもどうぞご一緒にお楽しみ下さい。
◆3階 展示コーナー 常設展「男鹿半島なるほど展示室」◆
男鹿半島特有の動植物の標本を始め、地質・地形を学ぶ展示をはじめ、干拓前の八郎潟で、実際に漁業に使われていた「丸木舟」を展示しています。

江戸時代後期の旅行家・菅江真澄が遺した男鹿半島各地の当時のスケッチ写真を、パネルにして掲示、なまはげ行事のミニチュア再現セットからかつての男鹿半島の生活を偲ばせるものを展示しております。
◆3階 展示コーナー 常設展 寒風山の植物コーナー◆

回転展望台3階「男鹿半島まるごと展示室」内の常設コーナー「寒風山の植物」。3階は男鹿半島の自然や歴史についての資料展示室になっています。
中腹から山頂まで隈なく芝に覆われた寒風山は、春から秋まで色とりどりのの草花に彩られる小植物の宝庫です。雪が融ければ、枯れ芝が再び緑に色づいていく様は毎年植物の生命力をまざまざと実感させてくれます。
植物が可憐にかつ力強く生育する寒風山は、かつては麓のあちこちの農村の人々から、長年山焼きや草刈りによって手入れされながら、牧草地として牛・馬といった家畜への飼料を豊富に提供していた貴重な生活の場でもありました。

同コーナーで展示している寒風山で採取された小植物の解説付き標本。
太古の昔、噴火によって生成された寒風山の土壌は、大木より小植物や灌木が生えるのに適しています。ほとんどが芝草という希少かつ独特な植生から、草花を愛する人々を魅了してきました。
また、植物に関心を寄せる人々にも寒風山は注目され、ジオサイトとしても有名なその地質とともに、全国から学術的な調査対象とされています。

寒風山での植物やその調査の概要・基礎知識を紹介している解説パネル。「絶滅危惧種」として挙げられている各植物も、植生する環境の変化によって減少化していると指摘しています。
回転展望台3階には、寒風山の植物の種類や生育の現状をご紹介するコーナー「寒風山の植物」が常設されています。 平成16年から寒風山の植生と現状を調査・研究しておられる岐阜大学流域圏科学研究センターの津田智先生が制作された、寒風山の植物の標本やリスト、画像・図表入りでの調査内容の紹介パネルを展示しております。
回転展望台にお越しの際、目にされた草花等の小植物の名前を探されるも良し、寒風山の植物についての解説を通して植物の置かれている意外にも厳しい環境に思いを馳せられるも良し‥。同コーナーにもしばし足を止められて、寒風山に生きる小植物の物語にお心を寄せて頂ければと思います。

寒風山での植生が確認された植物のリスト。多種類の植物が息づいているのに驚かされます。
「絶滅危惧種」「半自然草原の保護の必要性」等の見出しから語り起される、小植物の世界の移り変わりの奥深さに接した後、再び目にされる寒風山の緑の景色はまた一段と鮮烈な思い出となることでしょう。
お越しの際は、ぜひ寒風山の植物コーナーでもひと時の心の旅をお楽しみ下さい!

